ヒプノシスはヒプノセラピーとも呼ばれ、日本では【前世療法】【催眠療法】【退行催眠】【過去世回帰】などと訳されています。アメリカの精神科医ブライアン・L・ワイス博士の書いた【前世療法】(PHP研究所)によって、一般の人たちにも広く知られるようになり、現在では治療目的のみではなく、自己探求の方法として、人生の目的を知り自分らしくイキイキと生きていこうとするすべての人々の役に立っています。

ヒプノシスは、リラックスして自分の心の内側を観ていく方法です。

私たちの潜在意識の深奥には【我々が1つである】という宇宙意識があり、すべての知恵や知識(過去世での記憶を含めて)が蓄えられているのだとしたら、人生のなかで直面するさまざまな問題に対する答えを、外側に求めるのではなく自分の内側に求めることが必要だということです。

そして、ヒプノシスは数時間のセラピストとのセッションのことだけではなく、自分の心の声に耳を傾けて、それを尊重して生きていくことであり、人生で起こることのすべてを信頼していくという生きかたそのものなのです。

 
 

ヒプノセラピストのヒプノシスは、誘導瞑想という方法をとります。近頃はTVのCMにも使われているくらいで、特別なものではありません。以前は【海岸をイメージしてください。浜辺には女性がいます。】【草原をイメージしてください。そこにはうさぎがいます。】というようなCMをSMAPがやっていましたし、近頃では【梅干しを想像してください】というお茶漬けのCMなどがあります。

つまり言葉の通りにイメージをつくっていくのが、誘導瞑想です。

誘導瞑想にも数種類あって、ひとつはCMのように誘導の通りにイメージしていくことで体験を起こす・・・または成果を得るもの。もう1つは私がヒプノシスで使っているようなリラクセーションのための誘導瞑想です。

五感のどれか1つに意識を絞ると人間の脳波はアルファ波やシータ波・・・つまりリラックス状態になると言われています。心地の良い音楽を聴いて、セラピストの誘導の言葉になんとなく耳を傾けるだけで脳波は落ち着いてきます。その時に一所懸命、誘導の通りにイメージしようと思うとかえって緊張して右脳が動かなくなります。セラピストの誘導をバックグラウンドミュージックくらいに思って(私はバックグラウンドトーキングと言っています。)、【良い加減】にイメージすることを楽しむと右脳が活性化して楽にヒプノ状態になっていきます。

ヒプノシスはすべて自己暗示です。リラックスすることも過去世に行くことも回答をみつけることも、すべてあなたが自分にゆるせば実現します。

 

ヒプノシスがリラックスして内側の声を聴くことだとしたら、誘導瞑想を使わなくても日常生活でもヒプノシスはできるわけです。リラックスする方法を知っていればいいんですね。

実は、ヒプノ状態そのものは、あたりまえなのですが、ほぼすべての人が体験しています。電車のなかで本を読むことに夢中になっていて、ふと氣づいたら5つも6つも駅を過ぎていて、隣にいた男性が可愛い女性に変わっていたなんてことは、ほとんどの人が体験しています。

本を読んでいたのだから寝ていたのではありません。意識はあります。ただ周りの音も氣配も意識しないほどに本に没頭していたということです。周りに意識を戻せば、すべてのことを感じることができます。これがヒプノ状態。芸術家が自分の意識を手放して創作活動に没頭しているときも、もちろんヒプノ状態です。【無我の境地】や【三昧】と言われているものも同じです。 芸術家でなくても、子どものように夢中になっているときには私たちは自分の左脳では理解できないことをやってのけていることがあるわけです。

友人は某有名新聞社でヘッドラインを担当していました。彼はメンバーを集めるとまず馬鹿っぱなしからスタートすると教えてくれました。みんなで大笑いしてから「じゃあ、なんか良いアイデアないかなぁ?」と始めると、アイデアがたくさんでてくるそうです。【笑い】は素晴らしいリラックス法です。

リラックスしてヒプノ状態になると、思いがけないアイデアがでてきます。

リラックスとヒプノシスの違いは、リラックスではアルファ波が後頭部のみにでるのがヒプノシスでは前頭葉にもでるとういうことです。スポーツ選手がリラクッスしながら、最高の力を出していくのと同じことをヒプノシスでは行います。つまりリラックスしているときにボーっとしないで、内側のイメージに集中するわけです。

たとえば【問題に対する答え】【治癒力】【無条件の愛】【実現したいこと】どんなものでもかまいません。そして大事なことは頑張らないこと。『がんばる』は『リラックス』の天敵です。頑張らずに楽しんで自分の内側の声を聴くことを続ければ日常生活のなかで充分にヒプノシスを生かしていくことができます。

 

ヒプノスミラクルズでは、問題解決をゴールにはしていません。

ヒプノスミラクルズの目的はただ1つです。あなたの内側の素晴らしい存在 〜 内なる神・守護天使・ハイヤーセルフ・スピリチュアルガイド・潜在意識・右脳・宇宙・創造主・大いなる自己・指導霊・something great等々、言いかたは何でもかまいませんが〜
とのコミュニケーションを促進させることです。

コミュニケーションが容易になれば、
抱えている問題は時間はかかっても自力で解決できますし、あるいは問題と思っていたことが問題ではなくなることすらあります。

ヒプノシスは自分と宇宙を繋いでいる通路の筒掃除なんだと思います。個人セッションにしてもグループワークにしても、ヒプノシスを体験した後では誰でも確実に直観力が高まり(自分の氣持ちがはっきりしてきます)、そしてシンクロニシティ(注)を多く体験するようになります。それは、あなたが内側の存在を意識し始め、その声に耳を傾け始めるからです。

※共時性・・・意味のある偶然の一致。

1回のセッションで長年の身体の不調が一掃されたり、ずっと抱え込んできた悩み事がすっかりきえてしまうことは、もちろんあります。でも、それも、その人が問題の答えを外側にではなく、内側に見いだそうとした結果である場合が多いのです。身体の不調も辛い悩みごとや痛みを感じる出来事も決して悪いものではなく、宇宙が私に与えてくれている道しるべだと考えます。

だからその痛みから学ぶこと・・叡智を受けとって痛みを光りにかえることが大切です。魂が本来行くべき方向ではない道を進んでいくと、宇宙は【苦悩】という私個人向けの道しるべを立てておいてくれる。「道が違っているよ」というわけです。

その時には、リラックスして自分の内側の声をきちんと聞く。

「私は今、どうしたいのだろう?」そして、その答えが見えてきたときに道しるべである【苦悩】は、その役割を終えます。そして本来の自分の道、魂の喜ぶ道を歩み始めると役割が終えた道しるべは消えるわけです。

まぁそう思ってみようよ・・・という提案をヒプノスミラクルズではしています。

   
 

ヒプノシスは自分と宇宙を繋ぐ通路の掃除・・・と書きました。では、通路の掃除ができてくると、どんなことが起こるのでしょうか。
  
1 生きる意味を知る

もし私たちが何かを学ぶために、何回も生まれ変わっているとしたら・・・
そして自分の人生のすべてを選んでいるとしたら・・・私たちは今この人生で、なにを学ぼうとしているのでしょうか?
   
   なぜ、この時代に、この場所で、この家族といきているのか?
   なぜ、この容姿で、この性格で、この仕事をしているのか?
   この人が今そばにいるのは、なぜなんだろう?
   なぜ、このことを私は体験している(体験した)のだろうか?  
   私はなぜ生まれてきたのか? 私の魂の喜ぶことはなんなのか?

ヒプノ状態で自分の心の声に耳を傾けると、これらに対する答えが少しずつ聞こえてきます。そして私たちは生きる意味を知り、魂の喜ぶことをし始めた時に、ようやく自分らしい楽ないきかたができるのでしょう。

2 内なる神との出逢い
   
私たちは1人で頑張って生きているように思っています。しかし潜在意識の奥深くに私たちを見守り、愛し、導いている賢い存在がいると考えてみてください。人間としての私が乗り越えられない事態と思っても、私の内側のその存在は乗り越えられることも、乗り越える方法も知っています。

ヒプノシスのセッションで、この大いなる存在との一体感を体験することは、言葉では表現できない素晴らしさです。外側で誘導している私にまでその心地よさが伝わってくるくらいです。そして、その体験に左脳的な意味をつけ加えなくても、人生の質は確実に変わります。自分が1人ではないという感覚と今のままの自分が無条件に愛されているという感覚は、なににもまして私たちを癒してくれます。

3 移行した存在とのコミュニケーション

ヒプノシスの個人セッションでは、執着にならない限り、肉体を離れた愛する存在とコミュニケートすることもできます。もちろんイメージです。本当に亡くなったかたが現れているのかどうかはわかりません。でも内なる神にゆだねて、イメージのなかに呼び出すとその存在たちは、私たちに素晴らしい話をしてくれます。移行した動物たちも、会いにきてくれます。死は終わりではなく、学びが終わって先に進むことであり、光に戻った愛する人々は、残された私たちが思うより、ずっと元氣で前を向いて歩いていることがわかります。

ある人は、突然亡くなったお母さまを呼んだところ、「こちらでいろいろやることがあって忙しいんだから、あなたももう私に執着しないで自分のことを始めなさい。」と元氣な姿のお母さまに諭されました。

亡くなったお父さまを呼び出したら、おばあさまが現れて「まだパパはこちらで勉強することがあって、あなたのところに姿は現せなのよ。私はあなたに伝えたいことがあるので、呼ばれなかったけれど来たのよ。」と言って、彼女にあることの助言をして戻りました。

さて、これをどうとらえるか・・・・それは自由です。私が会った多くのクライアントさんたちは、亡くなった家族からの愛にあふれた言葉で、一歩前進できています。それだけで、いいと思うのです。

ヒプノシスでは、自分自身を知るために、まだまだたくさんのテーマでセッションを進めていきます。そしてヒプノスミラクルズでは、あなたがどんなときでも自分の内側に耳を傾け、宇宙の流れをみながら、その流れを信頼して身をまかせていけるようサポートしていきます。

   

個人セッションは、私とあなたのマンツーマンでのセッションです。

ヒプノシスそのものは、リラクセーションを含めても1時間30分ほどですが、その前に1時間ほどお話しの時間を持ちます。
    
お互いに知り合い、安心してセッションに入れるように、ゆっくりと時間をかけて不安や迷いなどをとり去っていきます。もちろん、あなたがヒプノシスを行う目的なども充分に話し合います。日常生活でのリラクセーションの方法などもお伝えします。終わってからは、セッションの体験を日常生活に生かせるように、30分ほどのシェアリングの時間をとります。
    
 ◎セッション料金
     初回    22,000円
     2回目以降 18,000円

 ◎セッション会場
     【山梨県の場合】
       北杜市自宅 (詳しい場所は、ご予約後にお伝えいたします。)
       東京からの日帰りで2セッションまでは可能です。
       宿泊でしたら3セッションまで可能です。
       宿泊の場合には、近くの綺麗なペンションをご紹介します。
       水晶でできた甲斐駒ヶ岳を眺めているだけで、すでにヒプノ状態です。
       ただし猫たちが一緒に参加しますので、猫嫌いのかたは
       東京会場がよろしいと思います。

     【東京の場合】
       リズムセラピー研究所 東京オフィス
       井の頭線永福町駅北口より徒歩5分

 ◎予約方法
     完全予約制ですので、メールにてお問い合わせください。