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2014年04月14日

Tao塾通信 No26 2012/03/22

今日は、私の思い出話から。

先日、7年ぶりに山川紘矢・亜希子ご夫妻のお家に
遊びにいきました。亜希子さんは東京での
私のワークショップに遊びにきてくださったり
八ヶ岳や新潟でもおめにかかっていたのですが
ご自宅にうかがうのは、ほんとうに久しぶり。
そのときに【30冊の本】という
お2人で書かれたご本をいただきました。
この本は、この25年間に翻訳出版されたスピリチュアルな本のなかでも
ご夫妻が大きな影響をうけた本について書かれています。
ご夫妻が翻訳されたものもあれば、他のかたが翻訳されたものも
入っています。この本の面白さは、ただ本を紹介するというのではなく
その時代に、その本が持っていた意味や
山川ご夫妻のスピリチュアルな成長の体験が書かれているところです。
私がお2人と出逢ってから、ちょうど25年。
この本を読んでいると、私自身のスピリチュアルツアーの
再体験をしているようでした。

25年前、学習院の講師をやめてアウェアネストレーニングの
ファシリテーターになってすぐに、ちょっと年上の友人から
シャーリー・マクレーンの本を訳した人たちを招いて
自宅でパーティをしているから遊びにこない?と誘われました。
その時、私の服装は、踊りまくり、
叫びまくるハードなプログラムを終えて
汗だくのT-シャツに汚れたジーンズ。
しかもシャーリーマックレーンの本のことなど
まったく知らない。
それでも食べ物目当てに彼女の家に行きました。
大きなリビングには紘矢さんを囲んで、ものすごい人数の人たちが
彼の話をきいていました。
食べ物目当ての私は台所に直行。用意された食べ物を食べるために
台所のそばの狭い空間の椅子にすわると
亜希子さんが目の前に座っていらっしゃいました。
「あの人は、まだああいう話ししかできないのよねぇ。」と微笑みながら
ボソッと言う。
どうやら、大蔵省のエリートお役人である紘矢さんのことを
言っているらしい。
亜希子さんは、その場で特別な話しをしていないのに
そばに座った私は、とめどなく涙があふれでて、自分でもびっくり。
「どうしたの?」と訊く亜希子さんに
「いやぁ、わからないんです。でも、こういう体験は
私の人生で2度目です。
ごく最近、ダンカンという人の家に遊びにいって、初対面の
ダンカンの前にすわったとたんに涙がでたんです。そうしたら
彼が僕が愛しているから涙がでるんだよ。って。」と話したら
亜希子さんが一言。
「あら!ダンカンは私の先生よ!」
この瞬間から、山川ご夫妻との長いおつきあいが始まりました。

ご自宅にうかがったのは、この出逢いのすぐあと。
遊びにいらっしゃいと言われて、赤坂のマンションに
今は亡き友人と2人で遊びにいきました。
紘矢さんが、自動書記で遊びだした頃で
「君もやってごらん。面白いよ~。誰でもできるから」と
ものすごく楽しそうなんです。自動書記なんて。。と疑いつつも
紘矢さんの楽しそうな顔が忘れられず、友人と帰りに喫茶店によって
2人でノートを広げてみる。そして鉛筆をもって待つ。
そりゃ動かないですよねぇ。でも、待ってみる。かなり待つ。
すると、私の手がするすると動いて
(ちゃんとした文章は忘れたのですが)
この友だちは大切な人だから、ずっと一緒にいなさい・・と
いうような言葉が書かれました。
まっ、私が書いたんですよね。自動じゃなくて意識的に。たぶん。
でも、なんか面白かったんです。それからは
朝5時に起きて1時間くらい瞑想する。そして、その後、ノートに
心に浮かぶ言葉を書くというのを続けました。
プログラムのテーマや内容も、そのときに
心の声に言われたことを中心に構成したりしていました。
ビギナーズラックというのは、その方向に
魂がいくように、宇宙が特別な体験をさせてくれることだと
私は思っていますが、まさにビギナーズラック。
聞こえてきたことを書いて、プログラムのなかで
そのまま読むだけで、ボロボロ泣く人がでてくる・・・なんていう
面白い体験が続いてい起こる。
おぉぉ面白いから、内側との対話を続けてみよう。。。という
動機づけになりました。

えっ今?今は、もう普通も普通。まったく普通。
特殊なことがなくても、平凡な日常生活そのものが
めちゃめちゃ不思議に満ちているのを知っているしね。
普通のままで、いつでもTao(宇宙)と遊べることが
わかり始めたからでしょうか・・すご~く普通。
自動書記?してませんよ〜♪できないし・・・

【30冊の本】を読み始めてから
芋づる式に昔読んだ本を再読しています。すると
私たちが神であることや、すべてが愛だということや
私の見ている(体験している)世界は私が創っているということや・・
宇宙の法則・言葉のパワー・クレンジングの仕方等々
ずっとずっと前から、何度も何度も
同じことを繰り返し読み、聴き、体験してきたことに氣づく。
うぬ。。こんなに前から教えてもらっていたか・・・・
それでも多少は、頭ではなく体験として
そして特別なことじゃなくて
歯をみがくように、呼吸をするように
当たり前のこととして今では意識に入っている・・・こともある。
私は、ようやくここまできた?それとも、なぁんだ、まだここか?
さて、みなさんは、今、どこにいるのだろうか?
でもね、どこにいてもスピリチュアルツアーは面白いんです。
なぜなら、魂は、どの瞬間も
それを(ツアーを)楽しむために生まれてきたんだから。

【魂の旅では、あなたの直観がたった一人の先生です】と
私はヒプノシスのセッションで言い続けています。
どこに行くのかわかっているときも、わからなくなったときも
私たちの内側の先生がガイドになって相談にのり
導いてくれることを知っていると
ますます旅は楽しくなる。
先生の声をきくには、まずその声があると信じること。
そして、聞いてみようと思うこと。。。ですよね。
聞くことが習慣になると、どんなに些細なことでも
相談するようになります。時には、左脳の声かもしれない。
それでも、毎日、楽しみながら内なる神との対話を
続けていると、困ったときに、思いがけない道が
目の前に現れて驚くことがあります。
みなさん、きっと、そういう体験を重ねていますよね。

それでも時には、内なる声が聞こえない。。。
直観力が下がってしまった。。。
なんてぇこともあります。長い人生ですから。
でも、内なる声はほんとうのところ、いつでも
私がどんなにグチャグチャなときでも
ずっとずっと囁き続けているんですよね。
内なる神が私を見棄てることなんかなくて、ただ私がその声を聞かないだけ・・
その存在を信じないだけ・・・ということは、私が聞く氣になれば
いつだって聞こえてくるってことですよね。
でも、最低の状態だから内なる声など聞こえてくるはずがない。。。とか
直観なんて、今、働かない・・・なんて口癖のように言っていると
ご存じのように、「そうだよねぇ」って宇宙は、それを実現する。
もちろん、エネルギーが循環して、知らないうちに
ポジティブタームになることだってあるけれど
自分が意識して心を開けば
その瞬間に先生の声が聞こえてくる・・・のよね。
そして、とっても嬉しいことは、内なる神の声は
リラックスしないと聞こえにくいかもしれないけれど
私が内なる神に伝えたいことは、私が、どんなにストレスフルでも
ちゃんと内なる神さまに伝えることができるってことです。
質問したり、お願いしたり、頼んだり・・・思いを伝えたり
時には文句を言ったリ怒ったり・・・なんでも
内なる神に、そして宇宙に伝えてください。
あなたがどうしたいのか・・・それが伝われば
必ず答えが、そして導きがきます。そういうもんです。
たとえ、あなたが今とってもハイでも、とってもロウでも
毎瞬毎瞬が、宇宙にあなたの意図を伝えるチャンスなんですよね。

ディーパック・チョプラ博士は
自分の意図を神に向けて設定すればスピリットが成長すると
説いています。

 【内なる神とつながる方法】 ディーパック・チョプラ博士 講談社
  スピリチュアルな意図とは・・・

  1 私は神の存在を感じたい
  2 私は神に手伝ってもらいたい
  3 私は全体に繋がっていると感じたい
  4 私は自分の人生に意味を見いだしたい
  5 私は制限から自由になりたい

そして自分の周りに起こる奇跡を認めることによって
より偉大な奇跡が育ちやすくなるとも書いています。

たとえば、シンクロをみつけて喜ぶだけでも
より大きな奇跡が育っていくのです。
遊んでみてくださいね。おっ、携帯電話を開いたら
11:22だったとか、12:34だったとか
同じ名前の人と今日は3人もあったぞとか
あの人どうしてるかなぁって思ったら、電話があったとか・・
驚いて、喜んで、遊べば遊ぶほど
奇跡は起こります。ほんとほんと!

☆補足☆
Tao塾通信を送らせていただいているのは
私の知り合いのかたばかりなので
山川ご夫妻のことは、初めから
みなさんご存じのように書いてしまいましたが
もしかしたら「山川紘矢・亜希子さんてどなたですか?」という
かたもいらっしゃるかもしれなと思って追伸です。

山川紘矢・亜希子ご夫妻は
26年前にシャーリー・マクレーンの
【アウトオンアリム】を翻訳されたのが
翻訳家としてのスタート。当時はまだ
紘矢さんは大蔵省(現 財務省)にお勤めでした。
その後も次々とシャーリー・マクレーンの
著書を訳され、ビジネスマンなどにも
スピリチュアルな影響を与えた【聖なる予言】や
日本中に前世療法というものを知らしめた
ブライアン・L・ワイス博士の【前世療法】そして
最近は引き寄せの法則のブームを起こした
【ザ・シークレット】などを翻訳されています。

現在では、日本のスピリチュアルリーダーとして
ご自分たちのご本も出版なさっていますが
なによりお2人がステキなのは、
ほんとうに普通の人たちであることです。
25年前に遊びにいったときには自動書記を
面白がっていた紘矢さんですが、先日遊びに
うかがったときに夢中になっていたのはEM菌。
ご存じですか?無農薬の野菜栽培に興味がある人は
ご存じですよね。EM菌は微生物の力で土を耕してくれるそうです。
10年前には私も東京でEMボカシで生ゴミの処置を
していましたが、今のEM菌は、ものすごく進化したそうで
つくりかけのEM液を見せていただきました。
今回も、紘矢さんのワクワクが伝わってきて
3年目に入る贄川家の畑もEM菌まこうかと♪
つい、いつも楽しさにつられてしまいます。
この楽しさが、私がご夫妻から1番学ばせてもらっていることなのかも
しれません☆感謝☆


Tao塾通信はにえかわかよこのTao塾のメルマガです。
聴いたこと、読んだことは、それが1秒前であっても
面白そうだと人に話す・・という癖があります。エピソードの原典やバックの理論など、まったく知らずにです。
ということで、もし、Tao塾通信のなかで話されたことに間違いを発見したり、エピソードの原典をご存じだという場合には、是非教えてくださいね。
 

投稿者 kayoko : 2014年04月14日 20:33

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