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2010年06月23日

Tao塾通信 No13 2010/3/5

2004年の今日(3月5日)は我が家のグル猫タオの昇天日です。

タオは霊能力や特殊能力がない私でも魂が生き続けていることを
知ることができるということを教えてくれた猫です。
この6年間に友人たちも、大切なコンパニオンソウルを
次々に見送っています。
そのたびに、タオの伝言を友人たちにシェアしてきました。
魂は生き続けること、そして光に戻ったコンパニオンソウルズは
必ず親たちに自分たちが生きているというサインを
送ってくるということ、
そのサインがどんなふうにくるのかということです。
友人たちが移行したワンやニャンから受けとったサインと伝言は
また次に見送る友人たちの力になっています。

久しぶりの【サン・ジョルディの贈り物】はTaoの命日にちなんで
こんな本はどうでしょうか?
 
《ペットたちは死後も生きている》 ハロルド・シャープ著 日本教文社

この本は思い出の本です。タオの死ぬ前日にお隣のお嬢さんが
長野の富士見にある図書館に一緒に行かないかと誘ってくれました。
人生のなかで図書館なんてほとんど縁のない私でしたが
八ヶ岳の友達はまだ少なかった頃で
誘ってもらって嬉しくて一緒に行きました。
本なんて借りるつもりはない・・・でも、ちょっと氣になったこの本と
河合隼雄さんの【ユング心理学と仏教】という本を
借りて戻ってきました。
そして翌日、元氣に走り回っていたかと思ったら机から飛び降りたタオは
そのまま動かなくなりました。瞬間一発芸のような見事な移行。
なぜ、この本が前日に我が家にきたのか・・・・
人生に偶然はないですよね。

そして、東京から連絡をうけて戻ってきた夫が、ボーッとしたまま
パラパラめくっていた【ユング心理学と仏教】・・・・
「ちょっと、ここ読んで!」と私に見せたページには
今でこそ歌になって有名になりましたが、当時はまだほとんどの人が知らなかった【1000の風】の詩がありました。

これがタオからのサインの始まりで、サインは数限りなく
届くことになります。

《もういちど会えたら》  ジェームス・ヴァン・プラグ著  光文社

世界有数のミディアムであるプラグさんのセッションの記録です。
動物ではなく人間の霊との交信がほとんどです。
でも、このなかにチャーリーという犬との交信が記録されています。
プラグ氏が交信する霊は、すべてが愛に満ちあふれ、生き残った人々が
自分の人生を取り戻せるようにサポートするために交信してきます。
チャーリーもそうです。聴導犬であるチャーリーは飼い主であった
スーザンという聴覚障害の女性と愛にあふれた交信をします。

動物たちは、すべてを承知で私たちを選び
私たちのすべてを愛してくれる・・・そして肉体を離れても
私たちのそばで私たちを見守ってくれる・・・・って私は思っています。
私の友人の漫画家奈知未佐子さんの漫画は、動物たちが
いかに私たちを無条件に愛しているかを教えてくれます。
奈知さんは私のサイトのウサギとキツネの作者です。
  http://sun.ap.teacup.com/rengemiti/

【越後屋小判】(奈知未佐子傑作集) 奈知未佐子著  小学館
 
漫画のなかの越後屋はしょうもない若旦那です。もちろん人間。
その越後屋を真っ当な人間に戻す猫の話。
その忠義な猫の名前はたまちゃん。
この漫画の本を友人たちが遊びにきたときに回し読みをしました。
猫の親が多いパーティだったこともあり、みんな自分の家の猫たちに
過剰な期待をしたのを覚えています。読み終えた友人1人残らず
目に感動の涙。「きっとうちの子たちも、私のことをたまちゃんが
越後屋を愛するように愛しているはず」って思ったな。。。あの時。

実は越後屋というのは現実には奈知未佐子さんの家の猫の名前です。
奈知未佐子を真っ当な漫画家にした猫だったりして。。。。そうかも。
越後屋という新種の生き物。。。と言いたくなる
12キロもある巨大猫でした。
2006年の6月には、この子だけは見送れないと言っていたなっちょんも、
しっかりと越後屋を見送りました。もちろん越後屋からサイン・・・きましたよ。その時の話はこちらをみてください。
http://diary.hypnosmiracles.com/?cid=975


もちろん、このサインは、動物だけじゃありません。
あたりまえですよね。人間も動物も、同じようにサインを送ってきます。
だって光に戻った魂は、みんなとても元氣で大丈夫。
唯一の氣がかりは、残してきた愛するものたちが
悲しみを乗り越えて、人生を自分らしく一歩一歩進んでくれるかどうか。
そのために、いろいろなサインを送ってきます。
そのサインを見いだす力を、私たちは育てていきたいですよね。

【Miracle of Love】内なる声を聞く☆

最近、1日1回、氣のせいでもいいので内側との対話をしています。

ニール・ドナルド・ウォルッシュさんとの対話で
神さまも仰っているように
神さまは、すべての人に話しかけているのだとしたら
聞く耳をもてば、誰の耳にも神の声は聞こえてくる・・・はず・・・
ですものね。

内側から私の知らないような特殊な言葉が聞こえてきたり
私の知識では知り得ない高尚な情報が聞こえてきたりするといいんですけれどねぇ。
私の場合は、そんなこたぁないんです。
あたりまえのことを内側は私に伝えてくれます。
でも、そのああたりまえの言葉が、結構、私には役に立っています。
あるかたがチャネリングは具体的でなければインチキであると
書いていましたが、自分が自分のためにする神との対話は
具体的であっても抽象的であっても
私自身の役に立てば、それで充分です。

最近、その対話で私が内側からよく言われるのが
【笑いなさい。笑いは神の扉を開く。】

笑うと神の扉が開かれ、そこから光と知恵がでてくる。。。。
だから笑って神の知恵をつかえ・・・と言われました。

【笑】という漢字の成り立ちをご存じですか。
神に憑かれてエクスタシーの状態で踊り狂う
女性の姿の象形文字だそうですね。
天の岩戸ですよね。アメノウズメノ命が桶をひっくり返して
そのうえで裸で踊る。神々は大笑い。その笑いにつられて
天照大神が顔をだす・・・・踊りと笑いが光を呼び出すわけです。
リラックスすると右脳がうごきだす。。。ですね。
ヒプノシス講座卒業生のKさんから教えていただいたのですが
沖縄の踊りで頭の上で手を振る所作は
空中から幸せを招き寄せているんだそうで。
この【笑】という漢字に繋がっているようです。

今日、ちょっとの時間でいいから
笑って内側の知恵をききませんか?
もし踊ることが好きだったら
アメノウズメノ命のように太鼓の音に合わせて
でたらめに踊って、笑って、神の扉が開いてきたら
床に寝転んで屍のポーズ、または結跏趺坐なんかしてみて
内なる声に耳を傾ける。
聞こえてきたアイデアやメッセージをメモしてみる。
このメモをとるっていうのが大切です。

結構、面白いですよ♪

私たちの内なる神は、
1人1人のハートにしっくりくる言葉を知っています
だから、私たち1人1人にとって受けとりやすい言葉を使ってくれる。

Aさんには
「あなたは愛そのものです。
 そのあふれる愛を惜しみなくシェアすればいい。」
Bさんには
「おまえはまだまだ愛も努力も足りない!もっと人に愛をあたえよ。」

ほめられ、認められると動きやすく、命令されると反発する私のような人にはAさんの神さまの言葉はききやすい。
叱咤激励されるとファイトが湧く人は、Bさんの神さまの言葉で動き出す。

人間の部分は千差万別ですから、言葉や表現も千差万別。
でも、源は一つであり、よ〜く観れば、伝えたいことは
まったく同じことだとわかる。
【ランプの形にこだわるな。内側の炎を見よ!】ですね。
逆に言うと、内なる光(炎)は一つなのだから、
好きな形のランプを選べばいい。
私たちの内なる神は、私たちのすべてを知っているので
一番良い方法で伝えてくれます。
まっ、まだやっていない・・・というかたは、ちょっと氣は心で
内側の声に耳を傾けて対話を楽しんでみてはいかがでしょう。

そういうの危なくないの?というかたは、
無理にやる必要はありませんよ。
面白そう、楽しそうと思った時が、
やり始める時期なのかもしれませんね。


内側の声が伝えたことが、【単純】シンプルで
それを聞いたら【明快】心が嬉しがり
【矛盾なし】心がすっきりしたとしたら・・・きっと
魂からの声なのでしょう。

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【Miracle of Love】は
 日常生活でできる地に足ついたスピリチュアルな遊びや
 その時々の思いを
【サン・ジョルディの贈り物】は
 私にとって面白かった本を紹介しています。
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聴いたこと、読んだことは、それが1秒前であっても
面白そうだと人に話す・・という癖があります。エピソードの原典やバックの理論など、まったく知らずにです。
ということで、もし、Tao塾通信のなかで話されたことに間違いを発見したり、エピソードの原典をご存じだという場合には、是非教えてくださいね。

投稿者 kayoko : 2010年06月23日 12:38

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